Happy Life

安易な増税論に異議あり。

2011/08/27 Sat

こんばんは。

民主党にも自民党にも増税論を唱える方が多数存在し、増税することが
財政健全化に向けての特効薬であるかのように主張しています。

日本は負債以上に債権を保有しており、そもそも財政健全化が必要なのか
という問題もありますが、こうした増税論に決定的に欠如した論点があります。

即ち、増税したら国の歳入が増収となるのか減収となるのかという論点です。
増税による景気の悪化を考慮しているのかということです。

レーガン大統領が大胆な減税を実施し、景気を底上げし、その結果
減税分を上回る増収を確保し、財政を健全化していったことの
逆の行為が、あたかも財政健全化の前提条件のように語られていることに
強い違和感を覚えるのです。

私は建築関係の営業職という立場上、よく覚えています。
1997年に消費税を2%UPした時の市況です。
1996年の住宅着工戸数は、160万戸と前年の6.6%の上昇により
多少の特需はありました。
しかし、1997年には131万戸(18%減)、1998年には116万戸
(96年比28%減)となり、結局、赤字企業の増加により、国の税収も
減ったのです。それだけではなく、賃金の減少、リストラなども進み、
日本経済そのものも縮小、停滞していきました。
結果、国の財政も悪化しました。

民主党の進める消費税の5%UP(2015年まで)が実施された場合、
新建ハウジングプラスワン(建築業界向けの雑誌)8月号では、
住宅着工戸数への影響は、98年の28%減では済まず、40%減さえ
覚悟すべきとの分析が掲載されています。
これでは、逆に経済の縮小により、財政は悪化してしまいます。

一方、民主党政府は、3月末で終了した家電エコポイント制度について、
予算額の7倍に当たる5兆円の経済波及効果や延べ32万人の雇用ががあったとの
分析結果を発表しています。
「エコカー減税」では、国内登録車販売台数が7ヶ月連続でプラスとなり、
2010年2月の国内登録車販売台数は、前年同月比35.1%増の29万4887台となりました。
恐らく、住宅エコポイントも同様の結果が出てくるものと思います。
これらは実質的な減税政策であり、デフレ下における「減税による経済波及効果」
は明らかです。

幸福実現党が主張するように、消費税を減税すればそれだけ消費が活性化し、景気回復、
雇用回復が実現することも、逆に消費税が増税になれば消費が急速に落ち込む
ことも、もう実証されているのです。

国が、成功者から富を吸収し、格差是正の美名のもとにバラマキ政策を実施すれば、
方向性としては「貧しさの平等」の実現であり、配給制のような社会に近づいていきます。

今求められていることは、減税による景気の回復であり、規制緩和による
行政のスピードUP、未来産業の育成、それに伴う成功者の創出です。

財政健全化の為の増税は、売れない営業マンが利益を確保するために
商品を値上げするようなものであり、結局は減収へと転落していきます。

セーフティネットの範囲を超えた「格差是正」を目的としたバラマキ政策、
国家社会主義的な平等政策は、営業成績を問わず、一律の給与体制にするようなもの
であり、売れる営業マンのモチーベーションを下げ、或いは他の会社への転出
(企業の外国への移転)を招き、会社(日本)を衰退させるようなものです。

各人の持てる個性、才能を開花させ、成功者を増やし、経済成長の対価により
セーフティネットの原資を創出する。
つまり、安易な格差是正(一律平等)ではなく、成功者の創出により
全体の底上げによる貧困の撲滅を目指すべきです。

ミクロで考えれば、一会社員にも容易に想像できることが、何故、政治家、
マスコミを含めた知識人には解らないのか理解に苦しむところではあります。

今回の民主党の代表選では、各候補者の国家観、防衛政策などとともに
経済感覚も注視していきたいと思います。


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